極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

ボルシチパーティー&コール八幡坂発表会

学生の活動

前期試験も終わった8月10日(水)、農業プロジェクト「アグリ八幡坂」が育てた野菜で作ったボルシチパーティーと、合唱サークル「コール八幡坂」の発表会を開催しました。二つの「八幡坂」によるコラボ企画です。

今年は4月から畑をおこし、活動していたアグリ八幡坂ですが、長雨にたたられ思うように作業が進みませんでした。そんな中でも、ロシアのスープ・ボルシチを作るために欠かせないビーツ=ロシア語でсвёкла(スビョークラ)、ジャガイモを収穫し、イリイナ・タチヤーナ准教授の指導のもと、鶏の手羽元を使ったあっさり味のボルシチが完成しました。10時から作業を開始して、みんなで野菜の皮をむき、細かく切って炒めてから煮込み、これもロシア料理にはよく登場するディル(香草)も足して、12時にはおいしく出来上がりました。職員が焼いたライ麦100%の黒パンと一緒にいただきました。

ボルシチを食べるのは初めてという1年生も、自分たちが手を掛けて作った野菜がたくさん入ったスープを、おいしいと言いながら食べ、お持ち帰りもしました。

そして食べ終わった後、コール八幡坂が夏休み前までに練習した成果を3曲披露しました。ロシアではみんなが知っている古い歌だったため、教員も声を合わせて歌い、大いに盛り上がりました。