７月２１日（金）の夜、函館校講堂にてピアノ・高実希子さん、ヴァイオリン・田代裕貴さんによるコンサートを函館校と学生自治会が企画・主催しました。このシリーズは、２０１９年に函館校開校２５周年ならびに函館日ロ親善協会設立３０周年を記念し、函館市芸術ホールに約５００名の市民のみなさまを無料招待してコンサートを開催したのをきっかけに、それ以降のコロナ禍にあってもホームコンサートとして小規模ながら続けてきました。
今年は定員５０名でしたが、それを上回る６０名以上の熱心なファンが集まりました。

今回はヴァイオリンとピアノでプロコフィエフの「５つのメロディー」やチャイコフスキー「ワルツ・スケルツォ」など、プロの技巧で息の合った演奏を披露。ピアノソロでは、今年生誕150年となるラフマニノフの「鐘」を弾き、函館校のすぐそばにある函館ハリストス正教会の鐘を彷彿とさせる鍵盤の音が鳴り響いた名演でした。

このほか、ショスタコーヴィッチの「アルバム・ピース」より４曲を披露するなど、“オールロシアプログラム”で、ロシア音楽の魅力・奥深さを堪能することができました。会場は満場の拍手で終了しました。
来年は函館校開校３０周年を迎えます。また何か企画できれば、と考えております。ご期待ください！！