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HAKODATEアカデミックリンク2021 WEB開催のお知らせ

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 函館市内8高等教育機関の学生が、普段研究している内容や成果などを発表しあう合同研究発表会、アカデミックリンク2021がWEBで開催されます。
 今年は、昨年と同様のWEB上でポスター・スライドや動画によるオンデマンド形式による発表に加えて、Zoomを使用したライブ形式の発表も行います。
 本校学生もオンデマンド形式による発表「ブースセッション」に参加します。学生たちの取り組みを下記期間内に、是非ご覧ください。

【 開催日 】
・ライブ形式による発表    11月23日(火・祝)10:00~12:30
・オンデマンド形式による発表   
11月26日(金)12:00 ~12月19日(日)20:00
 *閲覧はこちらから⇒https://www.cc-hakodate.jp/academiclink-web/

【本校参加チーム】
・「ロシアから見た縄文文化」  チーム:縄文プロジェクト
皆さんは北海道・北東北の縄文遺跡群がユネスコ世界遺産に登録されたのをご存知ですか?函館では紙芝居「すごいぞ!!縄文遺跡 縄文時代のタイムカプセル」を10の外国語に翻訳して、縄文文化を世界に発信するプロジェクトがあります。その中で、ロシア語への翻訳およびナレーションを私たちが担当することとなりました。また、南茅部にある二つの遺跡や縄文文化センターを見学し、知識を深めました。日本文化の一部分である縄文について、ロシアでも研究者には知られていますが、一般的なロシア人はまだ知りません。縄文文化の魅力がロシア人にも伝わるよう、ロシアから見た縄文文化を研究し、紹介します。

・「検証!北海道方言の助動詞ラサルとロシア語の無人称文は似ているか?」 チーム:Пьянヶ丘ドスコイヴィチ
道外の皆さんは、道民がよく使う「〜さるわ」「〜ささったで」の様な表現をご存知でしょうか?本検証は、北海道方言のこの文法と、ロシア語の無人称文という文法とに類似点があるのではないかという疑問から始まりました。この研究がどういった顛末を辿ったのか。皆さんが興味を持ってくださったならば、きっと閲覧ボタンが押ささるでしょう。

・「サケ・マスが繋ぐロシアと日本の食文化」 チーム:Красная Рыба (クラースナヤ・ルイバ)
かつてロシアと日本は漁業で密接に結ばれていました。私たちは釣り好きで鮭好きのため、鮭鱒イクラを調査対象に選び、本発表において、19世紀後半から20世紀前半のロシア極東で日本人・ロシア人漁業者によって漁獲・加工されていた鮭鱒イクラの日ロ双方の製造法を明らかにし、私たちの地元(宮城県・函館市)で昔から食されていたこれらの伝統料理を紹介するとともに、函館校の複数のロシア人教師から現代ロシア人の食仕方を聴取し、結果を分析することにしました。日本とロシアの鮭鱒における時代的な関わりや、それぞれの食文化の特徴を踏まえた上で、鮭・鱒という身近でおいしい魚を通して両国がどのように繋がってきたのか考えます。

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