「ロシア語市民講座」と「はこだてベリョースカクラブ」、二つの公開講座が今年も開講しました。

　本年度の「ロシア語市民講座」は５月７日（月）にスタート。新しい受講生を迎え、入門（夜間部）・初級・中級・上級と、４つのコースを開講することができました。
　仕事でロシア語を使うために勉強したい社会人の方、以前習ったことがあり、学び直したいという方など受講の目的や年齢層は様々ですが、みなさんで３月の修了を目指して１年間全３４回、励んで勉強しましょう。

　担当教員は以下のとおりです。

入門：スレイメノヴァ・アイーダ
初級：イリイナ・タチヤーナ
中級：イリイン・ロマン
上級：デルカーチ・フョードル

　また、ロシアに対する理解を深めていただくための文化講座、「はこだてベリョースカクラブ」が５月１４日（月）に開講しました。日本語の堪能な教員が、それぞれの専門分野などからテーマを選び、日本語でお話するもので、今年度も来年２月まで８回開催し、バラエティーに富んだ内容で講話します。
　初回はデルカーチ・フョードル副校長が「ＳＦ作家 セルゲイ・ルクヤネンコの世界」と題してお話しました。
　セルゲイ・ルクヤネンコはカザフスタン出身で、現代ロシアだけでなく世界的に人気の小説家です。彼の本業は、心理療法士です。そのためか、作品の傾向はファンタジーの中にも精神論を問うものが多いです。有名な作品をいくつか挙げて、彼の作品について説明しました。日本語訳されていない小説が多いので、皆さん熱心に耳を傾けていました。
　ベリョースカクラブは最終回まで、あと７回が予定されています。開講後でも参加を希望される方は受付しますので、事務局（TEL0138-26-6523）までお問合せください。