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全国各地からの新入生を迎えて・平成27年度入学式

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 4月6日(月)、入学式が執り行われました。今年は、北は北海道・東北、そして首都圏・東海、そして南は九州・沖縄からの新入生も迎え、計12名が入学しました。
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 はじめに、ロシアの伝統儀式「フレップ・ソリ(パンと塩)」で新入生は歓迎を受けました。イリイナ・タチヤーナ准教授がロシアの民族衣装に身を包み、塩を添えた大きなパンを差し出すと、ロシア語科 宮川佑介さんとロシア地域学科 玉城花菜さんがパンをちぎり、塩をつけて口にしました。宮川さんのちぎったパンの余りの大きさには出席者もびっくりし、大きな笑いと拍手が沸き起こりました。
 「知識へのキー」授与ではイリイン・セルゲイ校長が「これはロシアの入学式で渡されるもので、知識への扉を開ける鍵のことです。」と述べ、新入生自らの力でロシア語そしてロシアという新しい知識を身につけていくようにとの思いを込めて、ロシア地域学科 鳥羽諒光さんに“КЛЮЧ К ЗНАНИЯМ(知識へのキー)”と書かれた大きな鍵を手渡しました。

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 誓いの言葉では、新入生を代表し、ロシア地域学科 小池尚未さんが、「ロシアという国は日本から一番近いヨーロッパなどと言われているにも関わらず、国内のロシア語話者は非常に少なく、ロシアという国自体あまり深く知らないという人が多くいるのが現状です。そこでこれからの大学生活において、日本とロシアの架け橋となれるよう、日々勉学に励んでいきたいと思います。」と、強い決意を述べました。

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 学校長式辞でイリイン校長は、「本校の勉強は難しくて面白いものですが、遊ぶ時間があまりありません。しかし、毎年行われるロシアまつりなど学校の伝統的な行事を楽しむ機会もたくさんあります。この学校で、すばらしいロシア文化、文学、ロシア語の知識を得て、ロシアのことが好きになると確信しております。」と新入生を激励しました。
 また、来賓として函館市中林重雄副市長と在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所のウスチノフ・イーゴリ所長から祝辞を頂戴しました。
 
新入生は翌日にはオリエンテーションで授業や学生生活についての説明を受け、在校生との対面式も行われました。早くも今日から授業が始まりました。新たな教科書を手に、期待に胸を膨らませていることでしょう。

 これから始まる2年間、あるいは4年間の学生生活では、ロシア語はもちろん、ロシア全般について学び、本学ウラジオストクへの留学、そしてロシアの分校というこの大学でしかできない行事などにも積極的に関わり、ロシアのスペシャリストとして巣立っていくことを期待しています。