2025年オリジナルカレンダー 11月は??
同じく日々、語学習得に尽力している向こうの同志達との食事会。帰国日が迫る中、私達はすっかり彼らと心を通わせていた。連れて行ってくれたそのレストランは、【ностальгия(ノスタルジー)】というところで、2階がアートギャラリーとなっており、入り口には横長の水槽にたっぷりの水の中で生きるカニ達がおりました。奥へは2〜3段の階段があり、その先の空間の長机には真っ白なテーブルクロスが掛けられ、壁一面に絵画が施されて、少し見えにくいかもしれませんがこの写真にもあるように【顔は鳥、体は魚】や【美しい桃色のドレスを着た白鳥の婦人】など多様な想像が含まれていました。照明の使い方、食事に相当しい色合い、調度品の数々…。ここには、もう一組先客がおり、すでに賑やかに食事を楽しまれていましたが、帰り際に私達と会話を交わし、誠意ある対応で挨拶をして帰られていきました。このような出会いに感謝するばかりでした。
〜住んでいる場所は、違えど遠けれど、私達の心の距離は比例しない〜

