極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

1年貿易実務の授業で港湾見学

学生の活動

10月7日(金)、1年生の貿易実務の授業で、函館港港町ふ頭にあるコンテナヤードと函館税関を見学しました。港湾施設は保税地域が多く、部外者がなかなか立ち入ることが許されないため、大変貴重な機会です。

貿易実務を担当する渡辺善行講師とともに、まず港町ふ頭を訪問しました。コンテナヤードは、所有者である函館市から指定管理者として株式会社函館国際貿易センターが業務委託されていますが、センターの業務部長である小柏哲史さんは本校卒業生でもあります。
小柏さんからコンテナヤードの概要説明を受け、コンテナを積み上げるクレーンやカラのコンテナの中まで案内してもらいました。小柏さんは本校の学生時代に今の会社でインターンとして働いたことが、現在の仕事につながりました。後輩たちに、英語でもロシア語でも自分からどんどん使って、仕事を覚えるといい、というアドヴァイスをいただきました。

続いて、函館税関を訪問し、広報広聴官の岡さんから、税関の仕事内容や函館税関の特徴をパワーポイントや動画を使って丁寧に説明を受けました。税関発足150周年を迎える歴史のほか、最近増加している金塊の密輸入による消費税の脱税や麻薬の摘発についてなど、詳しいお話を伺いました。