卒業証書授与式を行いました
3月14日(土)、令和7年度卒業証書授与式が挙行されました。今年は4年制・ロシア地域学科1名のみの卒業でしたが、ご家族や在校生、教職員が心のこもった式で送り出しました。
はじめに、デルカーチ・フョードル校長から卒業証書が授与されました。
続いて、成績優秀者に贈られる函館市長賞が、函館市企画部次長 山口綾様より贈呈されました。
函館市長賞 ロシア地域学科 依田純佳



デルカーチ校長の式辞、渡辺善行理事長の祝辞では、同級生であった2年制・ロシア語科の学生が卒業した後の2年間、たった一人で授業を受け、ウラジオストク留学実習も一人だけ3ヵ月間やり遂げた依田さんへの称賛の言葉が述べられました。
続いて函館市長 大泉潤様からの祝辞を函館市企画部次長 山口綾様が代読されました。また、小柏哲史同窓会長からも、後輩に向けて祝辞が述べられました。
在校生送辞では、ロシア語科1年 近藤昌人さんが日本語で、ロシア地域学科2年 櫻井寛人さんがロシア語で、学年は違いながらも体育や課外活動、またウラジオストク留学の思い出について述べ、先輩の門出を祝福しました。
その後、依田さんが一人で日本語、ロシア語の順に卒業生答辞を読み上げました。
その中で、日々熱心に指導してくれた教員への感謝、在校生とともに過ごした時間、卒業生が一人という特別な形ではあるが、その分先生方や学校との結びつきをより深く感じながら過ごす日々だったと振り返ると、会場から盛大な拍手が送られました。



式の後には、学生自治会主催パーティーが講堂で開催されました。ロシアでお祝いの時にテーブルに上がる「ピローク」というパイ(中身は各々鮭とリンゴ)が出され、歓談しました。
教授陣による恒例「新社会人イニシエーション」も例年同様、行われました。これは、ワサビ入りのおにぎり(社会人生活の厳しさの象徴)を食べ、手渡された知恵の水を飲み、新社会人のメダルを首に掛けられ、最後に分厚い本でお尻を叩かれ学校を追い出される、という行事です。これから困難な状況があったとしても、それを救ってくれるのはいつも知性である、まだまだ勉強を続けなさい、という意味が込められた、函館校独自のセレモニーです。
かつての依田さんのクラスメイトで、先に卒業した社会人もお祝いに駆けつけました。4年間の学生生活を振り返るスライドショーや教職員一人ひとりのスピーチ、在校生手作りの卒業アルバムと花束が贈られ、パーティーはお開きとなりました。



函館校は現在の在校生全員が卒業する2027年3月をもって閉校となります。残りの1年間も、教職員・在校生一同、励んでまいります。
