極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

ロシア語を話しましょう

はこだてベリョースカクラブ

一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度第3回目の内容です。
テーマ:「ロシア語を話しましょう」
講 師:イリイナ・タチヤーナ(本校准教授)
 ロシア語を勉強してみたい、というベリョースカクラブ会員からの要望はかねてより多かったのですが、まったくの初心者から、かつてロシア語を勉強した経験があり、文字も読めて多少の文法がわかる方まで、会員の間にばらつきがあるため、なかなか全員の希望をかなえることはむずかしくもありました。
そこで今回は、1年生に実用ロシア語を教えているタチヤーナ先生が、ロシア語の授業のやり方を体験してもらおうと、普段の授業とまったく同じ方法で、ロシア語のレッスンを行いました。
最近は、教科書で文法を学ぶのはもちろんのこと、ロシアで作られたDVD教材などを使って、クイズ形式にロシア語を覚えたり、映画を見ながらロシア語の言い回しや風習・背景などを広く勉強する授業スタイルが多くなってきています。
まずは会員同士、テキストを見ながら、あいさつや自己紹介の会話を練習。その後で、DVD教材の質問に、リモコンを操作しながら答えていく体験などをしてみました。
映画を見たいという要望も多いのですが、時間内に1本を観ることはできないので、アニメ「チェブラーシカ」の旧作を1話観ました。チェブラーシカは大人が見ても、その愛くるしい表情としゃべり方についつい引き込まれてしまいます。タチヤーナ先生がところどころ解説してくれたので、日本語字幕がなくても楽しめました。