ロシア旅行~バイカル湖~
一般向け公開文化講座「はこだてベリョースカクラブ」今年度第3回目の講話内容です。
テーマ:ロシア旅行~バイカル湖~
講 師:スレイメノヴァ・アイーダ(教授)
バイカル湖はアジアの真ん中に位置し、三日月の形をした世界で一番深い湖です。固有動物が多いなど、自然豊かなところです。水はとてもきれいで、泳ぎながら飲めます。旅の一番の目的は、泳ぎながら水を飲むことでした。今日はその自分の体験を話したいと思います。
私は15歳の時にウラジオストクからモスクワまでシベリア鉄道で旅行しました。その旅は長くて退屈で列車の音がうるさかった。バイカル湖に行きたかったけれど、その時には行けなかった。
私は小さい時からいつもバイカル湖に行きたかったが、親戚や友達からは、「海岸の近く(ウラジオストク)に住んでいるのに、なぜ湖に行きたいの?」と笑われていました。18歳の時、列車で行こうと思いましたが、お金は足りなくて諦めてしまいました。
そしてついに2015年7月に行くことにしました。7月は一番いいシーズンです。まずイルクーツク市を訪問し、リストビヤンカ村、オリホン島、スリュジャーンカ村まで足を延ばしたいと思いました。しかし事前の情報で「マロエ海」という場所を知り、自分らしい日程を作りました。
バイカル湖ではオームリという鮭の仲間の淡水魚やチョウザメの漁業が盛んです。生のオームリはバイカル湖でしか食べられない。おいしいスープを食べました。普通はすぐ鮮度が下がるので、燻製にします。
有名なオリホン島ではシャマンカ岩を見学し、自分の目でシャーマン(巫術師)も見ました。オイゴン島というパゴダ(仏塔)のある神聖な島や、バイカリスク市、そこから小船に乗ってバイカル湖岸鉄道(旧シベリア鉄道)まで辿りました。
現在のバイカル湖岸鉄道はスリュジャンカⅡ―クルトゥク―マリトゥイ―ポート・バイカル駅を結ぶ89キロメートルの支線ですが、この間には38のトンネルがあり、15の石造りの通路、3つのコンクリート通路、248の橋、268の擁壁があります。ロシア国内においてこれほど土木建築技術が駆使された路線は他に例を見ないと言われています。トンネルと石造りの通路は類まれな方法で作られ、その後改築されることなく20世紀はじめの設計どおりの姿を留めています。バイカル湖岸鉄道で時間旅行をしました。
* アイーダ先生が撮影したたくさんの写真や、バイカルアザラシの動画を見ました。


