極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
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ロシアまつり用フェルトソープ作り

ロシアまつり

2月10日(土)開催の2024はこだてロシアまつりに向けて準備が進んでいます。1月18日(木)の放課後には、キオスクコーナーで販売するためのフェルトソープ作りに初挑戦しました!

フェルトソープとは、固形石鹸の外側に羊毛を巻き付け、フェルト化させて包んだもので、このまま濡らして手や体を洗うのに使います。羊毛の繊維できめ細かな泡が立ち、皮膚の角質が取れるなど嬉しい効果もあるようです。

昨年9月、中央アジア・キルギスでの留学実習から帰った学生がお土産用に買ってきたフェルトソープがあまりにもかわいらしかったため、それを真似てキオスクで販売することになりました。キルギスでは手仕事によるフェルト製品が有名で、帽子や雑貨など様々なものに加工されています。

作業としては、カラフルな羊毛を薄く伸ばし、それぞれのセンスで縞模様やマーブル柄にして石鹸に巻き付け、ぬるま湯に漬けながら丁寧に指でこすり、フェルト化させていきます。するとフェルトが詰まって石鹸に密着するようになり、それを乾燥させればできあがりです。さらに針で刺してパーツを作ったり、模様を付けることも可能です。

キルギスの手仕事にはかないませんが、なかなかの出来栄えです。大小合わせて20個程度販売します。どうぞお手に取ってお買い求めください。