極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

ウラジオストク留学に出発

函館校

9月27日(土)、ロシア地域学科3年生2名と2年生1名の計3名が、2か月のウラジオストク留学実習に出発しました。

ウラジオストク本学への留学は昨年に続くものですが、現在も日本の外務省からはロシアに対し、危険情報レベル3渡航中止勧告が発出されたままです。一部ビジネスや留学に関しては9月から制限が緩和されたとの情報もありますが、今回も国や関係機関には必要な届出をしてロシアへの留学を決行しています。

3年生2名は昨年に続き二度目の留学となるため、今回は学生のみで渡航しています。羽田空港から中国・北京を経由し、28日(日)の早朝、ロシア・ウラジオストク空港に到着。翌29日(月)には健康診断を受けるなど早速活動しています。

滞在するのはルースキー島キャンパス内にある寮ですが、毎日市街地にある本学附属外国人のためのロシア語学校に路線バスで通います。昨年の留学実習で知己を得たロシア人学生とも再会し、語学のレベルアップのみならず、たくさんの経験を積むことでしょう。

期間中には外国人のためのロシア語検定試験(ТРКИ)の受験も計画されています。3名の学生はこの春から函館校にてイリイン・ロマン准教授による受験対策講座を受けており、準備も万全です。

学生たちにとって念願のウラジオストク留学が有意義なものとなるよう、学校として学生たちが無事に帰国するまで最大限にサポートしていきます。