「ロシア語市民講座」と「はこだてベリョースカクラブ」、二つの公開講座が今年も開講しました。

　本年度の「ロシア語市民講座」は５月８日（月）にスタート。新しい受講生を迎え、入門（夜間部）・初級・中級・上級と、４つのコースを開講することができました。
　仕事でロシア語を使うために勉強したい社会人の方、新しいことにチャレンジしてみたいという方、ロシアに旅行に行きたい方など受講の目的や年齢層は様々ですが、みなさんで３月の修了を目指して１年間全３４回、励んで勉強しましょう。

　担当教員は以下のとおりです。

入門：スレイメノヴァ・アイーダ
初級：イリイナ・タチヤーナ
中級：イリイン・ロマン
上級：デルカーチ・フョードル

　また、ロシアに対する理解を深めていただくための文化講座、「はこだてベリョースカクラブ」が５月１５日（月）に開講しました。日本語の堪能な教員が、それぞれの専門分野などからテーマを選び、日本語でお話するもので、今年度も来年２月まで８回開催し、バラエティーに富んだ内容で講話します。
　初回はデルカーチ・フョードル副校長が「1993年のモスクワ騒乱事件の裏側」についてお話しました。
　別名「10月政変」とも呼ばれるこの事件はロシアの新憲法制定をめぐって起きた政治抗争です。当時、学生だったデルカーチ先生が感じたことや、実際のニュースと当時の様子に触れながら、事件について説明しました。
ベリョースカクラブは最終回まで、あと７回が予定されています。開講後でも参加を希望される方は受付しますので、事務局（TEL0138-26-6523）までお問合せください。