学報 "МИЛЛИОН ЗВЕЗД"

学報"МИЛЛИОН ЗВЕЗД"

"Миллион звезд" ミリオン・ズビョースト/百万の星

学生からの寄稿

ウラジオストク留学報告 ロシア語科2年  國立 翔

 私は、学生寮で良いインドネシア人と同室になりました。彼は何でも知っているため、町のことや生活の仕方など色々なことを教えてくれました。
 ロシアでは自由にトイレを利用することができません。スーパーやデパートにトイレはありますがとても汚く、ボロボロです。そのため、トイレは寮ですませてから出かける方がいいと思いました。
 かつて本学から函館校に日本語研修のため留学にやって来たナターシャさんと会う機会があり、話がはずみました。街を案内してもらう機会はありませんでしたが、カフェでたくさん話をしました。
 また、学校行事ではハイキングがあり、30キロくらい歩きました。場所がよくわからないのですが、岬まで歩いて行きました。
 私にとって1カ月間の留学生活は、大変なこともありましたが、楽しいものでした。なぜなら、日本と違って交通も生活も全てが「サバイバル」だったからです。

ロシア語科2年 松井 真音

 私は9月12日から10月12日にかけての1カ月間、ウラジオストクに留学に行ってきました。
 空港に着いてからは、本学で用意してくれた車に乗り、本学があるルースキー島まで向かいました。しかし、人数とキャリーバッグの容量の問題で2人は車に乗れないため、空港からタクシーに乗らなければならなくなり、私と3年生の斎藤さんが個人タクシーに乗り寮に向かうことになりました。
 大学キャンパスに着いてからは、寮費がなぜか先払いであったり、ATMがあるから行けと言われたため教えられた場所に行ったもののATMがなかったり、機械が起動していなかったり、さらには寮費の代金が間違っていたりと、初日から予想外の出来事が多く、「これがロシアか」と妙に納得しました。少し余分に持って行ったルーブルが役に立ちました。
 次の日は、手続きとクラスの振り分けテストがありました。手続きを手伝ってくれたロシア人女性は、ロシア語に慣れていない留学生にも慣れているのか、とても親切にしていただきました。クラス分けのテストは、テルキ(外国人のためのロシア語検定試験)1級と同じような内容だったと思います。9月の新学期が始まる前だったせいか、本学の学生だけでなく、外国人留学生も多く、手続きは待たされることが多かったです。
 また、私は証明写真を日本から2枚しか持ってきておらず、手続き関係で足りなくなってしまいました。証明写真は余分に持って行った方が良いと思います。先輩方の話を聞くと、必要な枚数が6枚だったり、3枚だったりと人によってばらばらで、そこでもまた、「これがロシアなんだな」と納得しました。
 授業は、函館校の授業内容を復習するような形だったため、困ることはありませんでしたが、ある時、「日本の昔話をロシア語で書いて発表する」という課題が出され、それが少したいへんでした。
 学校での時間以外は、食べ歩きしながら海岸沿いを散歩したり、買い物に行ったりと、大学や寮のあるルースキー島ではなく、基本的にウラジオストクの街で過ごしていました。他にも、現地で知り合ったロシア人や留学生と一緒に食事を作ったり、トランプで遊んだり、水族館や映画館に行くこともあり、とても楽しく過ごしました。
 最終日の1週間前に「やり残したことはないか?」とロシア人の友人から聞かれたときに「オペラを聴きたい」と答えると、演目も席も用意してくれて、劇場に連れて行ってもらうことができたことがとても嬉しかったです。オペラは全部イタリア語ですが、舞台の両隣の電子パネルに英語とロシア語のセリフ字幕が表示されるので、とても楽しく観劇することができました。日本では9,000円は軽く超えるであろう演目が、ウラジオストクでは750ルーブル、日本円にするとわずか1,600円ほどでした。観劇に興味がない人でも一度は足を運ぶことをおすすめします。
 予想外の出来事で困惑することが多々ありましたが、現地のロシア人や留学生の方々、先輩方に助けられて無事に過ごすことができました。
 留学前にロシア語力を高めておく方が良いのは当たり前のことですが、精神的な意味でも、柔軟性を身に付けておく方がロシアでの生活には必要だと実感しました。

一カ月の留学を終えて ロシア語科1年 谷村 康夫

 ウラジオ空港から大学寮に向かう時、タクシーを各自宿泊する寮棟に分かれて二台で行った。荷物が分かれていないことに降りた時に気が付いた。私が分かれた二人の棟まで荷物を持っていき、荷物を下ろしたのはいいが、彼らはまだ到着していなく、タクシーの運転手は英語も解さず、当然私はロシア語が話せず困っていた。その時、寮の受付の近くにいた背の高い綺麗な女学生が、英語で私に話しかけてくれた。運転手に、少し待って、私を寮棟に連れ戻してくれるよう頼んでくれた。
 また、大学の留学生の受入の担当者のE嬢は、我々が話すロシア語のレベルを知り、親切にも次の手続きの部屋にまで連れて行ってくれた。私は個人的に、色々分からないことがあると、つたない英語で彼女に聞きに行ったが、嫌な顔もせず、丁寧に回答してくれた。
 またある夜は、市内で私がタクシーを待っていた時、近くの人に間違えて、英語でタクシーの運転手か聞いた。そのあと、そこで私がしばらく待っていると、彼が待っているタクシーのナンバーを聞き、「すでにそこにいる」と教えてくれた。
 学業では、講師の先生方は、私が先生たちのしゃべる内容を全く理解できずにいたが、熱心に何回も教えてくれた。ロシアの学校の留学生受入れシステムの煩雑さや、タクシー料金のいい加減さなど、いろいろ嫌になることがあったが、「ロシア人の方々の親切さ」を十分に味わえた一カ月であった。
 この留学で、理由はわからないが、ロシア語文法に対する不満が全くなくなったことが、私にとって一番大きな変化であった。仏・独・英語に比して、露語文法は、例外が多く、規則性が無視されることが多きことに随分、閉口していたが、この留学から帰ると、なぜかそれが全く消えていた。多分、ロシアで露語を皆、当たり前に話し、普通に生活していることが、この一カ月のロシアでの生活で身をもって分かったからであろう。

一カ月の留学を終えて

ロシア地域学科3年 宮田 絵梨香

 留学の3カ月はあっという間で、本当に短く感じました。留学前は、生活面や勉強面でついていけるのか、自分のロシア語力で大丈夫なのかなど不安なことばかりでした。しかし、実際行ってみると心配していた自分が馬鹿げて思えるほどでした。
 ロシア語学校では、先生方が優しく丁寧に指導してくださり、クラスメイトとも打ち解けることが出来ました。自分の勉強不足を感じることも多々あり、言いたいことが伝わらない事もありましたが、なんとかやっていくことができました。
 また、学校主催の文化祭にも参加できとても良い経験が出来ました。文化祭には様々な国の学生が参加しており、多様な国の人と交流することができ、とても良い経験が出来ました。日本チームはダンスを発表したのですが、皆で集まって練習をして、大変ではありましたが、今となってはとても良い思い出です。
 留学生活を振り返ってみると、大変なのは最初だけでした。時間が経つにつれ友達も少しずつ出来て、ロシアでの生活にも慣れ、1日がとても短く感じるようになりました。体調を崩したり、辛い事もありましたが、3カ月の留学生活はとても有意義なものでした。

ロシア地域学科3年 齋藤 航

 私は3カ月間、ウラジオストクで留学実習を行いました。現地での留学生活が始まったばかりの頃、私は大学や寮での諸手続き、校内での授業、初めての寮生活等様々な面で不安を抱えていました。特に諸手続きの際には、私は自分の力でロシア語が上手く話せず、相手が話すロシア語も聞き取ることが出来ずといった状況で、本当に3カ月間無事に生活を送れるだろうか、ということばかり考えていました。
 しかし、時がたつにつれて周囲の環境に馴染み始めた私は、毎日のロシア語の授業を受けるのが楽しみになり、周りのロシア人とのコミュニケーションも増え、休日には一人で街へ散策にでかけたりしました。
 本学では、中国人や韓国人と共にロシア語の授業に参加しました。先生から会話作成の課題が与えられたとき、意思の疎通を図るのに困難をきたした時もありましたが、何とか打ち解けることが出来ました。
 私は文法、会話、イントネーション、読解の4科目を受講しました。授業内容のレベルは函館校で学んだより遥かに高く、宿題や小テストも沢山ありましたが、熱心に指導して下さった先生方のおかげでロシア語能力が向上したと思います。
 また、多数の外国人留学生が集う国際フェスティバルも私にとって貴重な経験となりました。世界各国の歌やダンス披露を鑑賞しました。今年の日本チームのプログラムはダンス披露で、当日まで厳しい練習を何度も行い、周りの日本人やロシア人と一緒に活動できたことは一生の思い出です。
 大学だけでなく、ロシアの街中の魅力も肌で感じました。街を散策していると、路上やレストランなどで生演奏をしている人々を見かけたり、地下道などにあるキオスク、デパートや大型ショッピングセンターのクリスマスの催し等、日本とは異なるロシアの伝統・文化の違いを楽しむことが出来ました。
 留学実習生活がスタートした時の不安でいっぱいであった私は、ウラジオストクとの別れの時になると寂しい気持ちでした。こうして極東大学本学の新鮮味を味わえたことやロシアでの暮らしを体験できたことは一生忘れません。それに、函館校で身に着けたロシア語力を本学の授業で発揮できたこともこの留学期間での目標達成の一つとなりました。本学への留学で得た新たな知識を今後の学校生活で生かせるよう頑張って参りたいと思います。
 最後にウラジオストクでお世話になった先生方、休日に街の中心部を案内して下さった日本人やロシア人の学生、私を支えてくださった学生寮の関係者や函館校の先生方に心から感謝致します。

アカデミックリンクに参加して ロシア地域学科2年 工藤 文弥

 私たちは、11月11日に開催されたアカデミックリンクに参加しました。アカデミックリンクとは函館市内の8つの高等教育機関が日頃の研究成果を発表する場です。函館校からは2つのグループが参加しました。
 1つ目のグループは、過去に函館校を訪れたこともある、ラブロフ外相が出演している若者との討論番組を4年生が日本語に翻訳しました。
 2つ目のグループは、7月に日露青年交流事業でエカテリンブルク国際青年キャンプに参加した学生を中心に、その時の体験や「イノプロム」を見学したことについて発表しました。「イノプロム」とは、エカテリンブルグで2010年から毎年開催されているロシア最大級の国際産業見本市のことで、今年は全体で20か国から600以上の団体が参加し、初日にはプーチン大統領も訪れました。この2つのグループはブース発表で、事前に作成したポスターを使い来場者の方たちに説明しました。
 国際青年キャンプに参加したグループはステージ発表にも参加し、私がグループを代表して、派遣元の日露青年交流センターの概要や、ロシア人学生との交流について発表しました。質疑応答の時間では、一緒に参加した同じ大学の方から見習うべき点とは何ですか?との問いに、「私が在籍しているロシア極東大函館校からは1、2、4年生の計6名が参加しており、入学してからロシア語を始めた1年生が特に積極的にロシア語で話しかける姿勢を見せていたので、相手に伝えようという気持ちを学友からも学ぶ事ができた。これが最も習うべき点だ」と答えました。
 他にも参加学生は他校のブースを見学する機会があり、北海道教育大学函館校の学生が発表していた「日本語学習者にも分かりやすい文書についての考察」は、ロシア語を日頃学んでいる私たちにとって興味深い内容でした。
 学生委員会主催の学生交流会にも参加しました。他校の学生と話す機会が少ない私たちにとって、日頃学んでいることや研究について話しあう機会はとても貴重でした。
 来年は3年生になります。ちょうどこの時期は留学中のため、アカデミックリンクには参加できませんが、4年次には参加が可能なので、先輩達に負けないよう日頃学んでいるロシア語を使って何かできればいいなと思いました。

全道ロシア語弁論大会に参加して ロシア地域学科4年 金子 智昭

 留学の3カ月はあっという間で、本当に短く感じました。留学前は、生活面や勉強面でついていけるのか、自分のロシア語力で大丈夫なのかなど不安なことばかりでした。しかし、実際行ってみると心配していた自分が馬鹿げて思えるほどでした。
 ロシア語学校では、先生方が優しく丁寧に指導してくださり、クラスメイトとも打ち解けることが出来ました。自分の勉強不足を感じることも多々あり、言いたいことが伝わらない事もありましたが、なんとかやっていくことができました。
 また、学校主催の文化祭にも参加できとても良い経験が出来ました。文化祭には様々な国の学生が参加しており、多様な国の人と交流することができ、とても良い経験が出来ました。日本チームはダンスを発表したのですが、皆で集まって練習をして、大変ではありましたが、今となってはとても良い思い出です。
 留学生活を振り返ってみると、大変なのは最初だけでした。時間が経つにつれ友達も少しずつ出来て、ロシアでの生活にも慣れ、1日がとても短く感じるようになりました。体調を崩したり、辛い事もありましたが、3カ月の留学生活はとても有意義なものでした。

函館日ロ親善協会からのおしらせ
10~12月の主な活動実績

○ 10月27日(金) ロシア極東大学留学生歓迎会
○ 11月17日(金) 同 修了式・送別会

 ロシア極東大学留学生支援実行委員会の招きにより、函館で日本語・日本文化の研修を受けていた留学生4名の歓迎会・送別会が開催されました。歓迎会には多数の親善協会会員にもご出席いただきました。修了式では会より記念品を贈呈しました。

○ 12月19日(火) 函館日ロ親善協会クリスマスパーティー

出席:在函ロシア人・ウクライナ人とご家族、会員計36名  会場:五島軒本店
 多くのみなさまにご参加いただき、国を越えて友好を深めました。

係より

 今号から、これまでよりも版を大きくし、読みやすくしました。同時にカラー版にしましたので、留学中に学生が撮影した写真や学生の活躍する姿を是非お楽しみください。

(倉田)


КАЛEНДАРЬ  行事予定表
Январь 1月   Февраль 2月   Март 3月
1 元日 1 特別授業(ロシアの外交①) 1 エグザメン週間
441国家試験
2   2 特別授業(ロシアの外交②) 2 エグザメン週間
441卒論審査会
3   3 入学試験日(前期函館) 3  
4   4   4  
5 事務局仕事始め 5   5 エグザメン週間
6   6   6
7   7   7
8 成人の日 8   8
9 後期授業再開
ロシア語市民講座後期開始
9   9 エグザメン週間
10   10 はこだてロシアまつり 10  
11 奨学金継続願・適格認定説明会 11 11  
12 12 12 石館奨学金一次選考会
13   13   13  
14   14 14  
15 ベリョースカクラブ 15   15 石館奨学金二次選考会
16 16 ビジネスセミナー
卒業論文提出締切日
16 卒業式リハーサル
17   17   17 卒業証書授与式
自治会パーティー/同窓会パーティー
18   18   18
19 特別授業(私とロシア) 19 ベリョースカクラブ 19 学年末休業開始
20   20 ザチョット週間・後期ザチョット週間 20  
21   21 21  
22   22 22  
23   23 ザチョット週間
学年レポート締切
学年論文締切・口頭発表会
23
24   24 24  
25 25 25  
26   26 ザチョット週間 26  
27 入学試験日(前期東京) 27 エグザメン週間
後期エグザメン週間
221卒業試験
27  
28   28 エグザメン週間 28
29     29 入学試験日(後期)
30 ジョブカフェ(4限)   30
31     31