学報 "МИЛЛИОН ЗВЕЗД"

学報"МИЛЛИОН ЗВЕЗД"

"Миллион звезд" ミリオン・ズビョースト/百万の星

学生からの寄稿

「北方四島交流事業」報告 ロシア地域学科 1年 相川 将太

  私は9月8日から9月11日に実施された北方四島交流訪問事業で色丹島に行きました。今回の訪問は中高生をメインとした、若者が中心のメンバーでした。私は四島住民の生活や、領土問題について深く知り考えたいと思い今回の事業に参加しました。
  8日に根室を出港し、昼に国後島に着き入域手続きを行いました。この日は元島民の講話や実践ロシア語講座等がありました。夜には色丹島穴潤沖に到着しましたが上陸は翌日に行いました。上陸後、車やバスでの移動があったのですが、その道中が舗装された道路はひとつもなく、日本にはないような道を走り驚きました。
  島内では学校訪問やスポーツ交流などを行いました。なかでもスポーツ交流では言語の壁を越えて楽しむことができ、日本人とロシア人どちらも笑顔で真剣に取り組んでいたのが印象に残っています。またホームビジットでは最初は通訳者がいなくて大変でしたが、自分のロシア語で話題を振ることができてとてもよい経験になりました。他にも水産加工場や図書館、展望台、消防署の見学も行いました。
  今回の訪問事業には元島民の小田島さんという方がいて、話をたくさん聞かせていただきました。アニメ「ジョバンニの島」に描かれていたように、ロシア人の軍人が授業中に教室に押し入ってきたなど、本当にあったことだと実感することができました。中でも強く記憶に残ったのは「北方四島のどこかが還ってこないと、私は死なない。」という小田島さんの言葉です。小田島さんの強い姿勢は私に領土問題をしっかり考えることが大事だと改めて思わせてくれました。
  今回交流訪問事業という事で私はロシア語を積極的に使い、住民の方をはじめとした多くの人々と関われたことが本当に嬉しかったです。私のロシア語能力はまだまだで、会話を行うのはとても苦労しました。しかし色丹島を出発する頃には色丹島住民と本当に仲良くなることができ、別れを惜しみ、涙をこらえるほどでした。短い時間での交流で、私はまたいつか必ず色丹島に行きたいと思いました。ですが北方四島に行くことは中々難しいです。しかし今回の訪問の中で仲良くなれたり、理解しあえたりする事から私は領土問題の解決にも何かつながるのではないかと感じることができました。

「北方四島交流事業」報告

ロシア地域学科 1年 小林 拓夢

  今回私は9月15日から17日に行われた北方四島交流事業の国後島訪問に参加してきた。
  去年の末、安倍総理とプーチン大統領との山口県で行われた会談により日露交流及び会談でも示された北方四島での共同経済活動などにより日本国内でのロシアに対する注目度が上がる中での参加だった。参加者には、ロシア人が暮らす場所を訪れるのは初めてだという人が大勢いた。
  根室から船は出たが悪天候により、1日目ははしけが下りずそのまま船内泊となった。2日目にようやく国後島に上陸が出来た。はしけから国後島を見た時の感想は、約70年前まで日本人が過ごしていた地域だとは思えないぐらい進んでいた国後島のロシア化した姿だった。
  上陸した我々を待っていたのは、笑顔で迎えるロシア側の政府責任者及び運転手そして親日的な国後島の皆さんだった。車はほとんどがトヨタやホンダといった日本車で、中にはロシア国旗と共に日の丸や日本の絵を描いた車まであった。宿泊先の友好の家に到着すると、食べきれないほどのごちそうでもてなされた。
  昼になるとメインイベントである「第三回アニメ・オタク文化青年サミットin国後」が行われた。ロシア人たちは、日本側の主催者が手作りしたり、訪問団が持参したコスプレ衣装に身に包み、ステージに上がってコンテストが行われたり、ステージ上で共に日本のアニメの歌を歌い踊った。ロシア人の若年層での日本娯楽文化の浸透ぶりをこの目で見ることができた。
  夜のホームビジットで私が行った先は毎年訪問団を受け入れているトカッチさん一家だった。自家菜園でとれた野菜などで作った豪華なディナーを食べたり、日本好きの7歳になる甥っ子が日本に行った際の話をしたりと、ここでも島民の親日さが表れていた。

ロシア地域学科 1年 小林 拓夢

  今回の訪問で見聞したのは島民の対日感情の良さだ。島民に共同経済活動で何を望むかと聞いてみると、異口同音に日本に直接行ける交通手段が欲しいと答えた。私はこのような親日的な人々と問題を抱えたままでは絶対に駄目で、日露両国民が互いに満足いく解決手段を探るために今後ともこの問題に積極的に関わっていきたいと思う。

函館市インターンシップに参加して ロシア地域学科 1年 平原 響

  8月21日~25日の間、私は函館市役所のインターンシップに参加し、土木部道路建設課で5日間の職場体験を行いました。私の地元で母が市役所職員、父が土木系の仕事を行っており、それぞれの仕事内容に興味を持ったため、私は市役所の中でも土木部を希望しました。
  実習は、道路の測量を行い、そのデータを計算し記入、そしてわかりやすく図面に表す、という作業を行いました。高校では文系で数学が苦手だった私にとっては、道路の測量・計算・製図なんてやり方もわからず、5日間で完成できるのだろうか、と不安に思いながら始まりましたが、職員の方々に質問し、わかりやすく教えて頂いた結果、最終日には無事に正確な図面を完成させることができました。
  そのほかにも、建設中のトンネルや完成した道路・橋の見学を行いました。実際にトンネルを掘り進めている様子はとても迫力がありました。また、完成した道路の見学では、街路樹や電灯のデザイン、歩道の幅の計画など、観光都市である函館ならではの工夫や配慮を知ることができました。
  今回のインターンシップを通して、勤務時間や働いている雰囲気、仕事内容を実際に知ることができ、学校では得ることができない経験をすることができました。
  また、測量などの実習や現場見学を行い、日本の道路建設に関する技術の高さを改めて知りました。こうした日本の道路建設技術を、まだ発達していないロシアへ輸出できれば、それがより日本とロシアの交流の活性化に繋がるのでは、とも感じることができました。私は現在1年生で、この先の進路は全く考えられていないけれど、選択として、通訳・翻訳だけでなく、こうした日本の技術を伝えるためのロシア語話者、という選択肢もあるということが分かり、今回の経験は自分の将来を考える上でも意義のある時間となりました。
  これからも様々な経験を積み、そして自分に活かしていけるようにしたいです。

函館市インターンシップに参加して

エカテリンブルグ国際キャンプに参加して ロシア地域学科 2年 鈴木 康太

  私は、7月11日から18日まで、政府の日露青年交流事業「エカテリンブルグ国際青年キャンプ交流プログラム」というものに参加してきました。日本から派遣された16名の学生のうち、本校から6名が参加しました。現地ではロシア人学生とともにキャンプなどの交流が行われ、2017年ウラル日本週間に合わせて開催された産業博覧会「イノプロム」を見学しました。
  今回のプログラムに参加することが決定するまで、エカテリンブルグについて詳しくは知りませんでした。名前くらいしか知らない場所でキャンプをするということ、さらに知らない人、国籍が違う人たちと一緒に行動するということは、とても不安でしたし、楽しみでもありました。
  最初の顔合わせの時、私は緊張してあまり会話ができませんでしたが、時間がたつにつれ自然と会話できるようになりました。
  今回のプログラムで一番記憶に残っているのはキャンプ2日目です。朝起きるとテントが少し斜めっている場所に設営されていたので、自分の体が自分の寝ていたと思っていたところよりも下のほうにあり驚きました。
  この日は、全体を3組に分け、様々な体験をしました。ゲームは、少し高いところから身体をほかの人に支えてもらえると信じて落ちる。みんなで考え、意見を交換して、力を合わせて板の上の水筒のバランスを保ちながら足場の悪い道を進む。さらに向こう岸までどのように渡るかを考える。木に登り、高いところからジャンプしてギリギリ届く少し離れた距離にある棒をつかむ。日本では経験することがないようなことばかりだったので、新鮮さもあり、また、みんなで協力をして達成するということも楽しかったです。

エカテリンブルグ国際キャンプに参加して

  このプログラムに参加し、日本語を学んでいるロシアの学生と様々な会話をしました。皆さん優しくとても面白い人たちでした。とても楽しく、有意義で、勉強にもなりました。またこのような機会があったらぜひ参加したいなと思います。
  自分のロシア語力でもジェスチャーなどを交え会話ができることがわかりましたが、ロシア語が全然聞き取れないことがありました。ロシア語力が1年前より身についてきているが、まだまだ分からないことがありました。今回の経験を生かせるようこれからもより一層ロシア語の勉強に励みたいと思いました。

函館日ロ親善協会からのおしらせ7~9月の主な活動実績

○8月11日(金)~16日(水)

  函館・ウラジオストク25周年記念訪問団に4名の会員が参加、極東大学を訪問するなど友好を深めました。

○9月2日(土)、3日(日)

  「はこだてグルメサーカス2017」に今年も出店いたしました。すでに6回目となる今年は過去最高の149店が参加、二日合せて23万9千人の来場者でにぎわいました。協会では若手会員や極東大の学生の協力を得て、例年同様ピロシキとボルシチの販売を行い、好評でした。
  多くの会員・市民の皆様にご来場、誠にありがとうございました。

○10月以降の予定

  12月上旬には協会恒例のクリスマスパーティーを予定しております。内容が決まりましたらご案内いたしますので、是非ご参加ください。

係より

  この夏、学生たちは、北方四島訪問やエカテリンブルグへの訪問などで、日頃学校で学んでいるロシア語力を学外活動で発揮し、また不足を実感してきました。これからも貴重な体験を通して、日々成長していってほしいものです。

(倉田)


КАЛEНДАРЬ  行事予定表
Октябрь 10月   Ноябрь 11月   Декабрь 12月
1   1   1  
2   2   2  
3   3 文化の日 3  
4   4   4  
5   5   5  
6   6   6  
7   7   7 431帰国日
8   8 AБBГ-Day 8 JTインターンシップ~12/16(土)
9 体育の日 9   9  
10   10   10  
11   11 アカデミックリンク 11  
12 221帰国日 12 西部地区芸術祭
ステージ部門(予定)
12  
13   13   13  
14   14 本学留学生離函 14  
15   15   15  
16 221授業開始 16   16  
17   17   17  
18   18   18 冬季休業開始
19   19   19  
20   20   20  
21   21   21  
22   22   22  
23   23 勤労感謝の日 23 天皇誕生日
24   24   24  
25 本学留学生来函 25   25  
26   26   26  
27 ビジネスセミナー② 27   27  
28   28   28 事務局休業
29   29   29
30   30   30
31     31 事務局休業