学報 "МИЛЛИОН ЗВЕЗД"

学報"МИЛЛИОН ЗВЕЗД"

No.30 2002.01 "Миллион звезд" ミリオン・ズビョースト/百万の星

私の日本/ロシア極東連邦総合大学函館校講師イリイン・ロマン

私が物心ついた頃には日本に関する書物、はがき、風鈴などが家にありました。両親は日本文化に関心を寄せていた様子で、日本への出張からさまざまなお土産を持ってきて(私、子供にとっては一番待たれていたものはもちろんお菓子とおもちゃだった!)、その影響から私は自然に日本に興味を持つようになった。そして、学校を卒業して、ウラジオの東洋学大学に入学することは私にとってずっと前からの決まりだった。
 大学では日本文学、言語学などについて学び、立派な先生の影響が大きかった。それ以来、先生はすばらしい職業だと思うようになった。
 子供の頃から日本へ行くのが夢だったが、この夢を実現させたのは大学時代だった。大阪への短期留学は一生忘れられないできごとだった。学問研究が中心だったが、観光と大学生との交歓会などもあり、有意義なものだった。日本ではいろいろな国の友人ができ、多くのことを学び、自分の眼界を広げることができた。
 大阪で留学していた時から夏、冬休みを利用して両親の住む函館に帰ってきていた。函館を一見して好きになって、大沼公園、函館公園へ行くのを楽しんでいた。
 ロシアに戻って、大学を卒業して、母校で日本語の教師の仕事で成長して、そして函館に帰ってきて今、極東連邦総合大学函館校のロシア語の教師をしている。私にとっては、日本の学生がロシア語が話せるだけではなく、ロシアの文化や、伝統にも興味を持ってくれるようになることが大事な目的だ。
 そのために、極東連邦総合大学函館校は日露の文化交流に大きな成果をあげると思う。

СЕРДЕЧНО ПОЗДРАВЛЯЮ С НОВЫМ 2002 ГОДОМ!新年のご挨拶/函館日ロ親善協会会長倉崎 六利

函館日ロ親善協会会員をはじめ函館市民、教職員並びに学生の皆様、明けましておめでとうございます。
 函館校は、日本における小さな一部に過ぎませんが、学生や多様な研修生への教育活動によって、ロシアと日本の友好と交流をますます深めるために全力を尽くしております。
 2002年は、ロシアと日本がより近くなり、函館校も函館市民の皆様よりのご支援をいただきながら両国の交流を一層深めていくために役立てることと確信しています。
 最後に函館の皆様方、教職員・学生の皆様のご健勝、ご活躍を祈ります。

ロシア極東連邦総合大学函館校 校長 イリイン・セルゲイ


 新年明けましておめでとうございます。
 函館日ロ親善協会発足から13年目となる本年は、ウラジオストクとの姉妹都市提携10周年、ユジノサハリンスク市との姉妹都市提携5周年を迎え、多くの交流事業を予定しています。
 ウラジオストク市とユジノサハリンスクへの訪問やウラジオストクからのアンサンブルの公演、ロシア同時通訳者であり最近はエッセイストとしてもご活躍の米原万里氏の講演会などを企画しています。
 また、本協会として永年の悲願でありましたウラジオストク「ゴーリキードラマ劇場」の函館公演につきましても函館市で鋭意ご検討をいただいており、実現に向け会員はじめ関係各位のご協力をいただき、函館とロシアとの交流の絆を深めていきたいと考えております。
 皆様のご健勝とご多幸を祈念しております。