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第21回ロシアまつりが終了しました

更新日:2019年2月22日

第21回ロシアまつりが終了しました

 2月9日(土)、「第21回はこだてロシアまつり」が行われました。今年のテーマは「ロシアな生活」。ご来場のみなさまに少しでもロシアの雰囲気を味わっていただけるよう、学生たちが準備を重ねてまいりました。その結果、たくさんの市民のみなさまにお越しいただき、無事に終了することができました。ご報告とともに、このまつりを様々な形で支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。 

 当日は、ロシア地域学科2年の平原響実行委員長(自治会会長)の開会宣言があり、「マースレニッツァ」という、冬を追い出し春を祝う、ロシア伝統の行事をモチーフにした寸劇からスタートしました。

 この寸劇は、冬の女神である体長2メートルを超すワラ人形「モレーナ」の周りで鬼たちが冬を謳歌し「2019年の四季はすべて冬にしてやる!」などと宣言するところから始まります。そんなことはさせないと、太陽と春の神「ヤリロ」が登場し、鬼たちと戦います。春と冬の攻防戦です。太陽と「ヤリロ」は鬼たちを箒で追い出すと、「コール八幡坂」(本校合唱サークル)が登場。堂々と歌を歌い、ここに春の勝利が決定しました。

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  冬との別れは、「モレーナ」の胴体に貼られていた「冬」の横に「糸」の字が書き加えられ、「終」りです。ついに「モレーナ」に火がつけられると、みるみるうちにワラが燃えてしまいました。さあ、これでいよいよ「春」の到来です。もう一度、「コール八幡坂」のメンバーと今年は観客の皆様にも参加してもらい、火を囲んで歌って踊って、春の到来を全員で喜びました。

 寒い中、マースレニッツアを楽しんでいただいた多くのお客様は甘酒をご賞味いただいたのではないでしょうか。今年は駐車場に「東川町ブース」を設けました。北海道のほぼ真ん中に位置する東川町は、特許庁のブランディング事業の認定を受けた「東川米」のロシアでの販売を展開していますが、このまつりでは函館市民のみなさまにも紹介しようと、東川米と大雪山の天然ミネラル豊富な伏流水を使った甘酒と、実演ポン菓子の無料配布を行いました。お米や特産の蕎麦、トマトジュースも販売しましたが、完売する人気ぶりでした。
 「JAひがしかわオンステージ」では、ゆるキャラ「てっぺん」くんが登場し、東川町クイズに正解した人には東川米を使用したおせんべいが箱ごとプレゼントされる大盤振る舞いに、参加者も大喜びでした。

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  さて、屋内の会場では、ロシアカフェの食券を買うべく長い列ができていました。今年はなんと言っても、JAひがしかわと東川町のご協力により、東川米を使ったロシア料理が好評でした。1つはラッソーリニクという鶏モツ入りのブイヨンとピクルスの酸味がクセになる具だくさんスープ。次にガルプツィというロシア風のロールキャベツ。さらに、ひき肉に米を混ぜて作る、ヨージキというミートボール。そして、定番の肉ピロシキにもお米を入れました!このピロシキは、学生たちがロシアで食べられているピロシキのレシピを調べ、キングベークさんにお願いして実現しました。他にも、定番のリンゴピロシキに加え、極東大オリジナル焼きピロシキ「ヴィネグレットピロシキ」を販売しました。
 「ヴィネグレットピロシキ」は、本校学生チーム「ピロシキ八幡坂」が時間をかけ、ピロシキの歴史を調べ、本場ロシアでの市場調査も行い、ロシアを学ぶ学生たちだからこそ出来た味です。
 このほかにも恒例のブリヌィ(ロシア風クレープ)を提供しました。ブリヌイは太陽の象徴で、マースレニッツアに欠かせぬ料理です。

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 体験コーナーでは、民族衣装試着体験、そして学生が作成した展示パネルを見て、学びながら解答していただくロシアクイズに多くの方が挑戦されました。
 学生発表では、キャンパス・コンソーシアム函館主催「HAKODATEアカデミックリンク2018」ステージ部門で大賞を受賞した「ピロシキ八幡坂」の学生がピロシキをテーマに、また今年で5回目となったJT(日本たばこ産業株式会社)奨学金で海外インターンシップに参加した学生が現地での体験や感想について展示パネルと多数の画像をお見せしながら発表しました。

 キオスクコーナーでは、今年もチェブラーシカグッズやマトリョーシカなどのロシア民芸品のほか、極東大オリジナルグッズ、わずかでしたがロシアのインスタントスープの素や紅茶などの食料品、ハンドクリーム、日めくりカレンダーなどを販売しました。
 今年初めての試みとして、ロシア語のアルファベット表を見ながら書いた名前をバッジにする機械を導入しました。小さなお子様から大人まで、記念にひとつ、またひとつと大変人気でした。

 チェスコーナーは、チェス盤が対戦するお客様同士で席が常に埋まるほど人気でした。初めての方にも本校の学生がルール説明をしたり、高価なチェスの展示を見て盛り上がったりとこちらもたくさんの方に楽しんでいただけたようです。

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 本校イリイン・ロマン先生による「はじめてのロシア語教室」は、30分のクラスを2回行いました。参加された約15名のみなさんには満足いただけたことと思います。

 恒例のステージプログラムでは、今年は場所を講堂に移して、映画『写真甲子園0.5秒の夏』無料上映会、「コール八幡坂」のステージショー、そして「テルミン コンサート」を行いました。

 映画『写真甲子園0.5秒の夏』は、東川町で毎年開催される「全国高等学校写真選手権大会(通称:写真甲子園)」を題材にした映画で、今回はロシア語字幕付きで特別上映しました。お客様からの感想では、「東川町の自然や町の様子が素敵だった」、「ロシア語を勉強中なのでロシア語字幕で日本の映画を見ることができて良かった」という声をいただきました。

 毎年大人気の「コール八幡坂」のステージショーは、全7曲をお送りしたのですが、最初からステージは大盛り上がり!最後の曲、「カチューシャ」では、お客様も一緒に歌い、会場が一体となりました。

 最後は、「テルミン コンサート」です。ロシアの天才物理学者レフ・テルミンにより発明された、手を触れずに演奏する電子楽器テルミンは誕生して100年の節目の年です。記念に作られたグッズはキオスクで販売も行いました。テルミンの音色を聴く人は初めての方が多かったのではないでしょうか。しんと静まった会場に響く不思議な音色に耳を傾けました。
 コンサートの最後には、テルミン、そしてテルミンの機能をマトリョーシカに内蔵した「マトリョミン」の体験会が行われました。体験した方は口々に「これで音が鳴るの?」と演奏を見ていたはずなのに、自分でやってみると驚きの表情を見せていました。

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 以上のように、様々なプログラムでロシアをお楽しみいただけるよう、学生・教職員一同準備を進めてまいりました。毎年のことですが、卒業生をはじめとする多くの関係者が応援にかけつけ、おそろいのTシャツを着用し、ともに働いてくれたことが、私たちにとって大変な励みとなりました。

 また今年は、東川町ならびにJAひがしかわのご協力なくして開催は出来ませんでした。この場をお借りして感謝申し上げます。

  次回もまた、広く市民の皆様がロシアと極東大学に触れ、身近に感じていただける機会となるよう努めたいと思います。ご来場いただいたお客様に感謝申し上げますとともに、お越しいただけなかった皆様には次回のご来場を心よりお待ちしております。