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函館校開校20周年記念講演会・祝賀会を開催

更新日:2014年12月25日

函館校開校20周年記念講演会・祝賀会を開催

 12月20日(土)本校開校20周年・函館日ロ親善協会設立25周年記念講演会および祝賀会を開催しました。
記念講演に先立ち、まず函館校のイリイン・セルゲイ校長から挨拶があり、続いて、本校同窓会長で函館日ロ親善協会事務局長の小柏哲史さんにより、ロシア極東連邦総合大学函館校の20年・函館日ロ親善協会の25年を画像とともに振り返りました。
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 記念講演では、元NHKモスクワ支局長で現在はフリージャーナリストとして活躍されている小林和男氏に、「ロシアで学んだダメもと精神‐ロシアでのカルチャーショックからロシアとロシア人の魅力的な側面の体験」と題し、お話いただきました。
 ジャーナリストを夢見て受験勉強に励んでいた1957年10月、ソ連による初の人工衛星「スプートニク」打ち上げに衝撃を受け、東京外国語大学に入学し、ロシア語を専攻。しかし、大学時代は学生運動のさなかで、ロシア語の実力が十分つかぬまま卒業。NHKに入局し、「一番若い特派員」としてモスクワ特派員を命ぜられ、現場でロシア語の実力をつけていくものの、ソ連時代は直接人に会って取材をして記事を書くことがままならなかった。しかし、「ダメもと精神」で挑戦し、1971年のフルシチョフ元共産党書記長の葬儀の撮影に成功。ソ連邦崩壊前後には、ゴルバチョフ書記長や世界的指揮者ゲルギエフといった要人との対談を実現。2003年のプーチン大統領との対談では、中国の胡耀邦総書記との面会が次に控えているにも関わらず、時間オーバーしても話が終わりそうもないため、お付きの報道官をあわてさせたこと。
 単独対談の際の写真を交えながらユーモアあふれる語り口に、会場からは笑い声が絶えず、しかも秘話とも言うべき数々のエピソードをご本人から直に聞かせていただくという、たいへん貴重な機会となりました。
 当日講演会会場には、約240名の市民や関係者の皆様が集まりましたが、終了後、多くの方々からたいへんご好評をいただきました。
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 続いて行われた祝賀会には、極東大学や函館日ロ親善協会に縁の深い90名もの人々が一堂に会し、これまでの歩みを振り返り、祝いました。学校法人函館国際学園理事長であり、極東連邦総合大学副学長のクリーロフ・ウラジミルが挨拶し、開校以来函館校の運営に際し多大なる協力をいただいた函館市へ極東連邦総合大学から感謝状が、工藤壽樹函館市長に手渡されました。
 在日本ロシア連邦大使館からリャボフ・オレグ総領事やロシア連邦外務省ウラジオストク代表部長であり、はこだて観光大使でもある前の在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所長ブロワレツ・アンドレイ氏もウラジオストクから駆けつけ、華やかな祝賀ムードに包まれました。
 学校法人の理事として函館校の運営に長年尽力された前理事 安島進氏と、創設者の遺志を継いで石館とみ奨学金の提供を続けていただいている坂本欣也氏に対し、本学と学校法人および函館校から感謝状が贈られました。
ウラジオストク本学イワニェツ・セルゲイ学長からもビデオメッセージが寄せられました。アトラクションでは函館市在住のソプラノ歌手 引地桂子さんと国立モスクワ音楽院で学ばれた高橋セリカさんのピアノによるロシア民謡とラフマニノフの歌曲が披露され、最後はおなじみの「カチューシャ」を会場全体がロシア語と日本語で合唱し、お開きとなりました。       
 20年をふり返ると、実に様々な時期がありましたが、多くの人々が極東大学を大切に思っていることをあらためて感じられる一日となりました。  
 この場を借りて、函館校の開校および親善協会の設立以来、みなさまから頂戴したご厚情に対し、心よりお礼申し上げます。

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